日本省エネルギー推進協会では、省エネルギーで水銀汚染が無く、
多くのメリットがある次世代照明「LED」を推進しています。
本記事では、LEDのメリットについてご紹介させていただきます。
当協会では、LEDについて大きく次の3つのメリットを挙げています。
「社会性」「安全性」「経済性」
社会へのメリット、人の身体へのメリット、導入者へのメリット。
項目ごとに、記載します。
①LED(省エネ化)の社会性
日本は、多くのエネルギー問題を抱えています。
特に「原発への依存」「海外エネルギーへの依存」「枯渇性資源への依存」は特に重要な課題であると当協会では考えています。
エネルギー生産には、未だに多くの課題があり、現状の消費エネルギー量のままではいつかは無くなる枯渇性資源や、危険性のある発電方法、海外のエネルギーに頼らざるを得えない現実があります。
しかし、近年の技術の発達により、エネルギー消費技術に関しては大幅に進化しています。
そもそもの必要なエネルギー量を削減することで、枯渇性資源を用いない再生可能エネルギーのみで全体のエネルギーを賄える社会を作ることが求められています。
後の世代のために、地球のために、世界のために、今こそ省エネルギー化が必要です。
LEDは、技術の進化により、低価格高品質化が進んでいます。
環境問題、資源問題への配慮のみならず、新技術の推進による社会経済の発展。
多くの社会的メリットがあります。
②LEDの安全性
LEDは従来の蛍光灯や水銀灯に比べ、高い安全性があります。
1.非常時の安全性
地震の多い日本は、地震により落下した蛍光灯で怪我をしたり、
散らばった破片で二次災害を受けることが多い環境です。
中がほぼ真空で、水銀蒸気が封入された蛍光灯は落下時、空気が入り込む力が働くことで
「パァァァァン!」と大きな音を立て破片や水銀蒸気が飛び散ることが多く、落下時には大変危険です。
特に夜間に、何らかの原因で蛍光灯が落下し、照明が失われ、暗い状況の中で、その破片を避けて歩くことは困難を極めます。
LED蛍光灯は、その多くが表面に軟性のあるプラスチック系の素材が使われています。
また中が真空ではないため、落下しても割れづらく、たとえ割れたとして飛び散りが少なくなります。
そのほかにも、災害時に電力供給量が少なくなった場合や非常電源を利用する必要が出た場合でも、
LEDであれば電力の消費を最小限に食い止めることができます。
LEDは、高い安全性で非常時の危険を大幅に削減します。
2.交換時の危険の削減
多くの場合、照明は高所に設置されています。
交換にあたって、高所作業を伴うことが多いです。
手が簡単に届く範囲ならまだしも、特殊な照明配置をしている場合、危険な作業になることも多く
脚立や足場の転倒、崩壊による事故では最悪の場合、死亡事故につながることもあります。
LEDは、高耐久で長寿命のため、そもそもの交換回数を大幅に減らせます。
交換時の危険の削減はもちろん、特殊な照明レイアウトの場合は交換工事費用の削減にもつながります。
3.火災リスクの低減
蛍光灯は、安定して光を保つため「安定器」が使用されています。
安定器の平均寿命は、おおよそ8年から10年といわれており、
絶縁劣化により発煙事故や火災につながる恐れがあります。
LEDは、原則として安定器を使用しませんので、安定期火災のリスクを削減できます。
③LEDの経済性
LEDは、多くの事例において照明における電気利用を半分以下に削減することに成功しています。
開発競争が進み、高品質低価格化が進んでいるため、導入しやすい価格帯になっています。
1.電気代削減
60Wの白熱灯を、6WのLEDに置き換え。
40Wの蛍光灯を、18WのLEDに置き換え。
多くの場合、照明の電気代を半分以下に削減が可能です。
また、LEDは蛍光灯や白熱灯と比べて発熱が少ないため、
特に照明を多く使用している場所では冷房代の削減につながります。
ポイント:
40W蛍光灯1時間の電気代は約1円です。
10本で毎時10円、1日10時間使用で100円、30日で約3000円。
LEDではおおよそ半額以下の電気代になります。
2.交換費用の削減
物が壊れたときは、新しく買い替えが必要です。
特殊な位置や、自分で交換できない場所の照明の交換には、専門の業者に依頼する必要があることもあります。
照明の単価が安くても、毎回交換に工事が必要で、工事費がかかれば費用の負担も相当なものになります。
LED導入は高耐久で高寿命。「照明の買い替え費用」「照明のつけかえ費用」の削減につながります。
3.生産性の向上
LEDは、蛍光灯や白熱灯に比べ多くのブルーライトを発します。
これを上手に活用することで、生産性の向上につながるとされています。
ブルーライトは、目に見えないものの、強い力を持つ光です。
太陽光に似た性質があり脳や体を活性化、睡眠を阻害する働きがあると言われています。
一般家庭で特に寝室等に、ブルーライトカットがされていないLEDを導入し、寝る前に点灯させると、
不必要に脳が活性化し、集中力が増して考え事をして眠り辛くなったり、眠りの質が低下したりするとして問題になっています。
※現在、一部のメーカーでは対策が進み、ブルーライトカットを搭載した家庭用LED照明が発売されています。
しかし、職場や教育の現場においては、これは有用な効果があると言えます。
また、LEDは性質上、色の調整が効くため、蛍光灯や白熱用よりも清潔感のある光、色を演出することが可能です。
導入により「施設に清潔感が増した。」「応接室に清潔感が増した。」といったお声も頂いています。
今こそLED!
「社会性」「安全性」「経済性」
多くのメリットがあるLED。
価格面でのデメリットも少なくなってきた今こそ、いかがでしょうか?
当協会は、協会運営理念に基づき、今こそLEDを推進します。
無料相談窓口・無償見積お申込み(法人専用)
当協会では、現在法人向けのみとなりますが、LED施工会社数社と提携し「施工したい会社」と「LEDを導入したい会社」をマッチングするサービスを提供しています。
当協会を通じて施工に至った方には、当協会発行の”省エネ認定”を手数料、検査免除にて認定する特典もご用意しております。
会社のオフィス、工場、工場、作業場のLED化。校舎のLED化、倉庫のLED化、駐車場のLED化。幅広く対応可能です。
相談、お見積りは無償にて対応致します。法人のLED化は、是非お気軽にご相談ください。
※個人向けは2019年2月現在調整中です。サービス提供開始までしばらくお待ちください。
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